INTERVIEW

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対面インタビュー
サジェシュさん
インド出身

外国人エンジニアインタビュー6:サジェシュさん

はじめに日本に来た経緯を簡単に教えてください!
インドの大学を卒業してから、しばらくは母国でエンジニアとして働いておりました。
その後エンジニアとして日本でのキャリア形成ができることを知り、大企業のソフトウェア関連のエンジニアとして、日本で働き始めました。
茨城県と栃木県に住んでおりましたが、それが初めて日本で仕事と生活をしていた場所です。
初めての日本での就労体験で戸惑ったことや大変だったことは何でしょうか?
私の場合大学を卒業してから日本語を学び始めたこともあり、仕事で日本語を駆使することに不安は多少ありました。
インドにいるときから、Skypeなどで日本語学習コースを履修しておりましたが、実践の場に慣れるまで時間はかかりましたね。
また当時はGoogle翻訳なども今ほどスマホで簡単にできる時代ではなかったので、それも苦労したな~と振り返ることはあります(笑)
インドの就労環境や文化などとの違いで気付いたこと、学んだことなどありましたら教えてください!
いい悪いは置いといて、「インドの方が決断が早い」というのは間違いないと思います。
スピーディーに仕事が進んだり、効率的な部分は確かにありますが、一方で早めの決断が裏目に出て失敗することもないわけではないので、そういう意味ではしっかり議論を重ねる日本のやり方は好きです。
どちらのいいところも踏まえて、バランスを取っていくべきでしょう。
3年前にインドで起業され、現在は日本の支社の統括のために再来日されたとお聞きしましたが、詳細を是非教えてください!
そうですね、母国に戻ってエンジニアリングアプリケーションの分野で起業するチームの一員に入り、事業の立ち上げを経験しました。
新規サービスの展開対象として、日本のマーケットも狙っていく方針ですので、もともと日本に住んでいた私が担当することになり、現在日本(東京)でも支社を構えております。
茨城や栃木でのご縁や人脈などもあり、日本の営業会社と業務提携をしながら、さらなる事業展開を目指しております。
最後にご自身の経験から、インドエンジニア人材の定着のために、日本の企業が意識するべきことを教えてください!
これは私の私見にはなりますが、まずは彼らのスキルや経験値、また就労成果に応じた給与(サラリー)をしっかり設定することは重要だと思います。
給与が低いと転職するという傾向は日本の方よりも強いと思いますので、とても重要なポイントではないでしょうか?
またワークライフバランスを重要視している方も増えておりますので、外国人材に対しても日本の方々と同様、就労環境をより働きやすい柔軟なスタイルに変えていくことも重要だと考えております。