INTERVIEW

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対面インタビュー
ダッタさん
インド出身

外国人エンジニアインタビュー8:ダッタさん

日本で働くことを目指したきっかけがあれば教えてください!
昨年結婚した夫(インドの方)が、日本企業に働くために、4年前から先に来日しておりました。私も結婚を一つの契機に、もともと働いていたインドに支社のあるグローバルコンサルティングファームを退社して、日本に来ました。
インドでは多国籍のメンバーと一緒に仕事をされていたと思いますが、どのような経験をしましたか?また勉強になったことはありましたか?
私はいくつかのプロジェクトの中でも、フィリピン人メンバーと一緒に仕事をすることが多くありました。お互いのコミュニケーションでは、英語を理解しあえたので、良いチームワークを発揮してプロジェクトに臨めていたと思います。またクライアント側も米国企業であったため、英語のコミュニケーションで素早い対応ができました。カルチャーの違いはありますが、言葉が通じ合えば仕事も問題なくできるんだと実感しました。
日本の就労環境では、ある一定レベルの日本語能力が求められるのではないかと思いますが、日本語習得はどのようにされていますか?また苦労していることはありますか?
私は大学を卒業してから、日本語の勉強を始めたので、今現在は初歩的な漢字を覚えることや、聞き取り・会話の練習をメインにやっております。来日してから塾に通って日本語を習っていたのですが、緊急事態宣言などが出た関係で、行かれなくなってしまったので、少し勉強方法をどうしたらいいか悩んでおります。
日本人と実際に話をしたり、働いてみたりして、何か気付いたことはありましたでしょうか?
私の場合日本の方と、仲良くなるきっかけを作ったり、探したりするのは難しい時もありましたが、接点を作った後はすごく皆さん優しく、フレンドリーな関係性を築けていると思います。会社でも地域でも、お互いのコミュニケーションが活性化するきっかけ作りやアイスブレイクの場がもっと増えていけば、外国人材も疎外感を感じずに働いたり、生活できたりすると思います。
コミュニケーションが活性化するきっかけ作り以外に、日本の企業が外国人材にも魅力的な職場環境だとアピールできることは何だと思いますか?
私はワークライフバランスを整えていくことが重要だと考えております。インドにいる時から、日本の就労環境が抱える長時間労働の問題や、それに伴う自殺の問題など多く聞いておりました。働き方も工夫次第で変えられるところもあると思いますので、企業側も社員もそれぞれウィンウィンになるところを目指していくことが重要ではないでしょうか?特に今回の新型コロナウイルスで進められたテレワークなどは、今後外国人材の新しい働き方として議論されてもいいと考えております。
最後に今後の日本でのキャリアプランや将来の計画を教えてください!
今は働きながら、とにかく日本語能力の向上に励みたいと思っております。また日本の伝統行事を知ったり、旅行に行ったりして、日本の文化をインドの人々にも情報発信したいと考えております。日本が好きなので、長くいられたら嬉しいです!