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オンラインインタビュー
ラムさん
ブータン出身

外国人エンジニアインタビュー59:ラムさん

日本で働くことになったきっかけやエピソードがあれば教えてください!
私の母国ブータンでは、日本のJICAから技術支援やインフラ整備のサポートをしていただいている背景から親日感情が高く、私自身も日本の漫画やアニメを見て育ったので、小さい時から日本への興味関心を強く持っておりました。大学を卒業してから約3年間母国で働いておりましたが、日本にある日本語学校を教えてもらい、まずそこへ入学するため、2017年に来日しました。
ラムさんの日本語学習についてより詳しく教えてください!
最初は日本の漫画やアニメを見ながら、日本語を学びました。日本に来てからは、日本語学校で基礎的なことをしっかり学び、読み書きだけでなく会話も含めて、ある程度できるようになりました。次の試験で、N2にチャレンジする予定です!
日本人と実際に話をしたり、働いてみたりして、何か気付いたことはありましたでしょうか?
私が日本で最初に入社した会社では、外国人は私1人で、当初すごく不安な気持ちがありました。ただ社長さんも含めて、様々な社員の方々が私を積極的にサポートしてくださり、とても助けていただきました。そうした助け合う精神が日本人は強いなと実感しております。それ以外には、日本人は私たちの国の人たちと比較しても、すごく長い時間働く方々が多いと実感しました。勤勉精神も高いと思います。
これから日本でのキャリアを考えている外国人エンジニアへメッセージはありますか?
日本の会社で仕事をするにあたって、必ず事前に準備を行うことは重要だと思います。明日想定している仕事の準備もそうですが、こういう対応が必要な可能性もあると頭を働かせることも、私の経験上重要だと思います。慣れるまでは大変かもしれませんが、準備を怠らないことを習慣化できれば、そこまで苦にはならないはずです!
お休みの日はどのようにリフレッシュしていますか?
私はもともと人と話したり、知らない文化を知ることが好きだったので、よく異文化交流イベントに参加して、様々な国の方々と交流しておりました。今は新型コロナウイルスの影響でほとんど対面でイベントがない状況ですが、社会の状況が良くなって、また参加できるようになれば嬉しいですね。
最後に今後の日本でのキャリアプランや将来の計画を教えてください!
仕事もそうですが、まずはN2の試験に合格するために、日本語の勉強にさらに励みたいと思っております。また母国でもIT産業が活性化し始めているので、日本と母国を行き来しながら、ITに関われる仕事ができたら嬉しいですね!