
2020年12月21日(月)Elpmis×SHIN みなとみらい 外国人材セミナー「米国在住人事コンサルタント/エドワーズ亜紀氏と考える、成功するダイバーシティ組織の作り方とマネジメントとは?」 開催報告
皆様、こんにちは!
株式会社Elpmisの鈴木です。
本日は、昨年12月21日(月)に米国在住人事コンサルタントのエドワーズ亜紀さんをお呼びして開催させていただきました、オンラインセミナーの開催報告をいたします。
こちらのイベントは、ベンチャー企業の成長促進拠点SHIN みなとみらい(拠点:神奈川県横浜市)の皆様にも引き続きご協力をいただいております。
今回のイベントのテーマは「成功するダイバーシティ組織の作り方とマネジメント」についてです。
日本企業では、弊社が関わりを持たせていただいております外国人材だけでなく、女性やシニア人材、障碍者雇用など、多様なバックグラウンドを持った方々が多く就労しております。
そのような多様性を受け入れて、広く人材活用するためには、どのような考え方や実践が必要なのか、プレゼンテーションと対談を通じて議論させていただきました。
まず弊社Elpmisのプレゼンテーションでは、先日発表した外国人エンジニア50名へのインタビュー結果をまとめた調査レポートの内容をもとに、外国人エンジニアと作る成功するダイバーシティ組織のポイントを3つにまとめて、共有いたしました。
調査レポートの内容は、資料請求していただいた皆様に公開しております。
続いてエドワーズさんから、ダイバーシティ組織作りの中でも、外国人雇用の現場で役に立つ考え方や事例を多く共有していただきました。
特に日本の文化で際立っている特徴、逆に他の国々(今回は米国とインド中心)で際立っている特徴の違いを共有していただき、カルチャーギャップを感じやすい場面のメカニズムを説明していただきました。
続いて対談セッションでは、以下3つのテーマを議論しました。
第一に「そもそもダイバーシティとは何か?なぜダイバーシティが必要なのか?」についてです。
エドワーズさんからは、年齢・性別・人種・趣向の違いも含めてダイバーシティであり、究極的には個性を活かしていくことではないかと説明していただきました。
違いをベネフィット(Benefit:利益)ととして捉えている企業の方が業績が良いというデータも共有いただき、日本企業がダイバーシティを進める(経済的な)意味についてもエビデンスがあることを理解していただけたのではないでしょうか?
第二に「ダイバーシティ組織のリーダーに求められるマネジメントとは?」についてです。
エドワーズさんからはマインドセットを変えることの重要性を指摘いただきました。
日本のルールややり方に合わせるだけでなく、多様なバックグラウンドを持った方々がどのような環境であればパフォーマンスを発揮できるのかについて考えることが、日本企業には必要な視点だと述べていらっしゃり、大変示唆に富むご意見でした。
そして第三に「日本企業がダイバーシティ組織を作るうえで最も大きな課題と、その解決・克服方法」についてです。
今回この議論の中で、エドワーズさんが日本が高度経済成長期の成功体験からの脱却についてご指摘いただいたことが、個人的には最も印象的なセミナーのハイライトでした。
これまでのやり方や前例にばかりとらわれず、新しい選択やチャレンジがまさに重要であり、外国人雇用についても、まずはチャレンジしてみる姿勢が重要だとご共有いただきました。
失敗を含めて、経験して得られる知見やナレッジはそれだけ価値の大きいものだと私も痛感しております!
日本と米国をつなぐ今回のオンラインセミナーは90分間というお時間をいただき、無事終えることができました。
視聴していただいた皆様、そして米国から参加していただいたエドワーズさん、本当にありがとうございました!
今後とも弊社は外国人材セミナーを様々なトピックで開催していく予定ですので、セミナーにご興味をお持ちの方は是非以下のPeatixのページをフォローしていただけますと幸いです↓
https://elpmis.peatix.com/view
では次回の開催もお楽しみに!