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対面インタビュー
パンカジュさん
インド出身

外国人エンジニアインタビュー18:パンカジュさん

日本で働くことになったきっかけやエピソードがあれば教えてください!
インドで仕事をしていた頃、偶然か必然かわかりませんが、日本語を勉強している友達や子供たちと立て続けに会ったことを鮮明に覚えております。それまで日本に対して特段関心を持っていたわけではありませんが、不思議な縁を感じて、日本語教室に通うようになりました。徐々に日本に行きたい、働きたいという明確な目的意識を持つようになり、昨年一念発起して来日しました。
パンカジュさんのお仕事内容を教えてください!
5Gバイリンガルエンジニアとして、5Gへの移行に関する仕事を平日はやらせていただいております。また一つの分野だけを極めるだけでなく様々なことにチャレンジしたいので、もう一つの仕事として、テレビ業界やイベント、展示会へ参加し、俳優やモデルの仕事もやっております。
日本語は今どのくらい話せますか?また日本語学習では何が一番難しかったですか?
先ほどお伝えした日本語教室が週3回で毎回2時間のクラスだったため、そこでみっちり基礎を叩き込まれ、N3まで比較的早く取得することができました。ひらがな、カタカナは簡単にマスターできましたが、漢字の音読みと訓読みの違いを理解する箇所がすごく難しかったですね。ただ練習を重ねて、今は文章力も上がったと思います。
多くの日本人の方々と一緒に働いた経験をパンカジュさんはお持ちだと思いますが、カルチャーの違いを感じることはありましたか?
はっきりとした違いがあると思います。規律性、時間を守ること、他人に優しくすることなどは日本人から多く学びました。日本は仏教の教えをうまく取り入れていると思います。その他具体的な例で挙げるならば、メモを取る文化は日本特有なもので興味深かったです。会議で必ずメモを取ることを指示された時は、これが日本のやり方なんだと認識しました。またカルチャーの違いかはわかりませんが、日本語の壁があって仕事がスムーズにできないことを、なかなか理解してもらえないことはありました。
パンカジュさんは様々なことをアクティブに行っていると思いますが、何がそのモチベーションになっているのでしょうか?
私は人と話すことや、新たな人間関係を構築することが好きです。エンジニアの仕事と並行して行っている俳優・モデルの仕事で特にその刺激をたくさん受け、更なる高みへ導いてくれます。それから、日本にある「相手の立場を考慮した丁寧・親切な考え方」がすごく好きなので、自分もそれを実践できるように、日本人と可能な限り長く接点を作るようにもしております。
最後に今後の日本でのキャリアプランや将来の計画を教えてください!
日本という国が大好きなので、永住権を取れるまで仕事を頑張りたいと思っております。そしてインドと日本の懸け橋となるために、今の自分でも実践できることに少しずつチャレンジして、次の世代へと価値提供をしていきたいです!