対面インタビュー
バギャシュリーさん
インド出身

外国人エンジニアインタビュー32:バギャシュリーさん
- 日本で働くことになったきっかけやエピソードがあれば教えてください!
- 私の場合、まず妹が日本語の勉強を始めていて、それに大きな影響を受けました。大学生の時には、日本語の授業などは取りませんが、働きながら日本語の勉強を始めました。エンジニアとしての仕事と並行して、日英の通訳業務も行うようになってから、日本人と一緒に働きたい気持ちが強くなり、去年思い切って来日することを決意しました。
- 日本に来てから行っているエンジニアとしての仕事や、これからチャレンジしたい業務は何ですか?
- インドにいる時は、あくまでコーディングだけの作業が多かったですが、日本に来てからもう少しコーディング前後の仕事にも関われるようになりました。日本語での設計書作りやチームリーダーなどもっと責任感が求められる仕事にこれからチャレンジしたいです!
- 日本語はどのように勉強されましたか?また日本語学習では何が一番難しかったでしょうか?
- インドにいる間に、N3相当の日本語を学習し、実際にN3を取得しました。日本に来てからは、週に1回の頻度で日本語学習センターに通い、会話を中心に日本語の勉強を行っております。漢字の書き取りが一番苦手で、そこは先生に書き順を教わりながら習っております。
- 日本人と実際に話をしたり、働いてみたりして、何か気付いたことはありましたでしょうか?
- 日本人は「なぜ」、「どのように」、「誰が」などを細かく決めて仕事を行うことが多いと感じました。ただ業務でわからないことがあれば、丁寧に仕事を教えてくれるので、安心して職務に取り組めております。あと日本では時間厳守の文化があると思いますが、時間に関する価値観は私の国の人とは大きく違うと感じました。
- 仕事がない時はどのように時間を過ごしておりますか?趣味などあれば教えてください!
- 家にいる時は、日本語の勉強も兼ねて日本のドラマなどをよく鑑賞しております。アウトドアでは、登山をするのが趣味です。高い山ですと、御嶽山などに登ったことがあります。
- 外国人エンジニアが日本の企業で長く働くために、必要だと思うことは何でしょうか?
- これは日本で働く私の母国の友達も言っておりましたが、日本ではWork Pressure(仕事上のプレッシャー)がやや強いように感じます。日頃からのコミュニケーションが、そのプレッシャーからくるストレスの軽減になることも多いので、日本人の方からいろいろとコミュニケーションを取っていただければ、より外国人エンジニアの定着率が上がると思います。
- 最後に今後の日本でのキャリアプランや将来の計画を教えてください!
- 日本で長く働きたいというのはそうですが、日本語能力をもっと向上したいと考えております。具体的にはN1を取りたいです!日本語でのスピーチ大会を来年控えているので、まずそのタイミングまでにしっかり日本語を上達したいと思っております!