オンラインインタビュー
ラメシュさん
インド出身
外国人エンジニアインタビュー51：ラメシュさん
- 日本で働くことになったきっかけやエピソードがあれば教えてください！
- 私が日本に興味を持ったきっかけは大きく分けて二つあります。まず高校生の時、修学旅行で日本の技術に関する展示会を見て、日本の技術力の高さに関心を持ちました。それに加えて先に日本に滞在していた姉から、日本の文化や生活の話を伺っていたので、身近なところから日本に行きたいという思いを持っておりました。インドでシステムエンジニアとして働いた後に、日本の大学院に入学するため、2年前に来日しました。
- 日本語はどのように勉強されましたか？また日本語学習では何が一番難しかったでしょうか？
- 私はいわゆるJLPTのスコアは現在取得しておりませんが、日本に来てから半年間日本語のコースを履修していたので、そこで基礎的な日本語をマスターすることができました。実際大学院の講義も、4割ぐらいは日本語で受けておりました。ただ漢字の書き取り、特に書き順を覚えることに苦労しております。
- これまでどのような分野のお仕事を経験しましたか？
- 私はフルスタックエンジニアとして、フロントエンドもサーバーサイドの両方に関わるプロジェクトに、チームメンバーとして関わってきました。フロントエンドではJavascript・Angular、サーバーサイドではC#などが得意です。
- 日本の就労環境とインドの就労環境において、何か違いはありましたでしょうか？
- プロジェクト達成に求めるスピードと質が、両者の間で全く違うと感じました。インドでは限られた人的資源の中で、より早くプロジェクトを達成することに重きを置かれておりましたが、日本では多少ゆっくりでも、全てシステマティックに、そして完成度の高さを求められたので、捉え方次第では、より緊張感が多い就労環境に思えます。
- 就労環境以外で、日本に来る前と来た後で感じたギャップなどはありましたでしょうか？
- 食べ物の文化は大きく違うんだなと実感しました。私の国では宗教的な理由から、牛肉や豚肉、そしてお酒などを口にしない人が多いですが、日本ではこれらの食材や料理が多く、もともとの宗教観を守ろうとすると難しい部分を感じます。とはいえ、他の日本料理、例えばお寿司は好きでよく食べていて、特に好きなのが白エビです！
- 最後に今後の日本でのキャリアプランや将来の計画を教えてください！
- できるだけ長く日本で働きたと思っております。それからこれまではプロジェクトでチームメンバーとして関わることがほとんどでしたので、リーダーなども務められるくらい経験を積みたいと思っております！
