オンラインインタビュー
イルファンさん
インド出身
外国人エンジニアインタビュー50：イルファンさん
- 日本で働くことになったきっかけやエピソードがあれば教えてください！
- 私が大学生だった時、日本に興味を持ち始めた理由は3つあります。まず、日本の製品やIT技術の高さに驚いたこと。次に、日本のお互い助け合う精神に惹かれたこと。そして、日本が生活水準の高い国だと聞いていたこと。これら3つの理由から、日本についてもっと知りたいと思うようになり、インドにいる時から日本の企業で働き始めた。その後一つのプロジェクトがきっかけで、2016年8月に来日し、今に至っております。
- イルファンさんは働きながらN3を取得したと聞きましたが、どのように日本語学習を進めたのでしょうか？
- 同じプロジェクトの中にいるような、近い距離の日本人仲間から教えてもらった部分が大きいです。試験勉強に沿った勉強だけでなく、日本の就労文化や生活についても細かく教えていただいたので、日本の会社でスムーズに働くことができております。それ以外の方法ですと、Youtubeなどを使ってオンラインで学習もしております。
- イルファンさんの業務内容について教えてください！
- 私はこれまで長らくビジネスインテリジェンス（BI）やデータアナリストとして働いてきました。IT導入やシステム移行のプロジェクトに多く参画させていただき、役割も最初はコーディングだけでしたが、今では日本語で設計書の作成も行っております。
- イルファンさんは、日本の都心部と郊外の両方にお住いの経験をお持ちですが、違いや気になったことはありますでしょうか？
- 私が日本で最初に住んでいたのは郊外の町でしたが、そこで現地の日本人の方々から、お辞儀をする習慣など、振る舞い方を多く学びました。とてものどかで静かな町だったので、生活もしやすく、優しい方々も多かったなと思いました。一方都市部では、時間に追われている方が多いからか、皆さんの行動も言葉遣いも、時折忙しないなと思うことがあります（笑）
- 外国人エンジニアが日本の企業で長く働くために、必要だと思うことは何でしょうか？
- 異文化の環境で働くことは、時に難しい部分があると思いますので、ミスに関して、ある程度寛容であることは、とても重要だと思います。私も日本人との挨拶の仕方で、「お先に失礼いたします。」や「お元気ですか？」などの言葉の使い方を理解できていない時がありました。そうした経験（失敗）から多くのことを学ぶことができると思いますので、そのタイミングで、日本人上司の方がフォローアップしてあげることが、外国人エンジニアの定着につながるのではないでしょうか？
- 最後に今後の日本でのキャリアプランや将来の計画を教えてください！
- 日本が好きなので、このまま長く日本で働き続けられたらいいなと思っております。家族と一緒に住んでいるので、マイホームを買うのも一つの目標です！いろんなチャレンジをして、後悔のない人生を歩みたいと思います！
